市兵衛
「万吉、わしは親のおらん子らにお菓子をたくさん食べさせて喜ばせたいんじゃ。」
万吉
「それはいいことですね」
市兵衛
「もっとお店を大きくして、お金をいっぱい稼ぎたいんじゃが、大阪へ行ってお菓子作りの勉強をしてきてくれないか」
万吉
「お父さん、わかりました。お菓子作りの名人になれるように頑張ってきます。」
万吉は大阪へ出かけて行きました。