多賀町の民話 紙芝居集
昔、昔の、ず〜と昔、
人がまだ、植物やら動物やらと話ができた頃、
「がわそ」という妖怪が萱原に住んでおりました。
姿は見えませんでしたが、側にいるのは誰にでも解りました。
がわそは気持ちがいいと、風になって雑木の林を通り抜け、
山の頂きから谷筋を渡り、美しい田畑の上(うえ)で、
ヒョ〜イヒョとつむじを巻いてみせるのです。
  お多賀杓子  
     
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はなしのはじめ  
 
 
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